国際ロータリー第2640地区
2022-2023年度 ガバナー 森本 芳宣氏
(和歌山北 R.C.)
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国際ロータリー2640地区ガバナープロフィール
ロータリー暦
1999年11月 和歌山北ロータリークラブ入会
2010-11年 クラブ会長
2014-15年 クラブ幹事
2015-18年 RI2640財務委員
2017-18年 クラブ幹事
2019-20年 RI2640地区第3分区ガバナー補佐
ロータリー財団 メジャードナー LEVEL1
米山功労者⑩
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● 2022-23年度 地区基本方針
「行動し、実践することにより、” ロータリーの輪”を広げよう」
新型コロナウィルス感染拡大は、2021年において収束に向かうと思われましたが、後半、新型オミクロン株が急速に世界に広がり、日本にも感染者が拡散しつつあります。
そんな中でも、どんな時でもクラブ内においてまた地域に奉仕し、心に残る国際交流を考えることによりロータリーの輪が広がると思います。
“陰徳を積む”という言葉があります。人に褒められようとして善行を施すのではなくて、誰にも知られずとも、世のため人のためになることを黙々と行ってこそ人格は磨かれる、という意味です。
思えば、ロータリー財団、米山記念奨学会、国連UNHCR協会、国境なき医師団、ユニセフ、バギオ基金、和歌山ダルク等々に寄付を行うことによって、自分自身をそれなりに少しは納得させてきたように感じます。
ロータリーは、“善いことをしている”活動を多くの人々に知っていただき、その活動に賛同していただける仲間を増やし、世界中で善行しよう、というものです。
私は今の職業(税理士)を開業してちょうど40年になりますが、最初、顧客は1社でした。営業や広告は一切せず(出来なかった)、私という人間を理解してもらい、顧客に対する仕事やサービスに全力を尽くし、現在、顧客は数百社になりました。銀行や知人の紹介は1~2%で、ほとんどはお客様からのご紹介によるもので、私を信用、信頼して下さった方々の人脈によるものと感謝しています。
また市議会議員の後援会長を20数年、務めています。最初のきっかけは、私たちが納税する市民税がどのように執行され、使用されているのか監視しようと思い、知名度ゼロの脱サラした人を支えることによって、結果的に2000名以上の知人ができ、年1回ですが、皆で海岸清掃を行っています。
以上、私の周辺知己の拡大経験から、ロータリーの会員増強を考えたいと思います。
日本におけるロータリアン数は、ピークが13万人台だったのが現在8万4千人台と約60%へと40%弱減少しています。2640地区は私が入会した1998年頃は3000人以上で、現在は1600人余と大きく減少しています。
なぜこの地区が大きく減少したのか、私も目のあたりにしてきましたが、ロータリーに幻滅した人、またロータリーに情熱を持っておられた方の退会があったのも事実です。会員増強は簡単ではないでしょう。
ロータリーは多様性を求めています。若い人、女性会員を増やそうとよく言われますが、70歳、80歳になっても元気な人が多々おられます。新会員の年齢幅も広くとる必要があるのではと思います。退会者の復帰も進めるべきと思いますので、考えてみて下さい。
以前、学校法人の経理学校で学び、その後、講師を経て校長、そして理事長(後継者がなかったため)を20年余り務め、そちらで専門職(資格者)の養成にも尽力しましたが、自分なりの目標は達成できたとは思っていません。
最終的には、和歌山県内の子どもの人口減少に歯止めがかからないため、広く世界中から生徒を募集しようと外国人のための日本語学校を計画し、2年ほど中国を中心に生徒の募集に行きましたが、うまくいきませんでした。
この経験を活かし、将来を担う若い世代の育成と、心に残る国際交流を考え、ロータリー財団の補助金も活用しながら、プロジェクトを推進してください。
ロータリーの大役を受けるにあたって、私の今までの様々な行動や実践を踏まえた上で、冒頭の言葉を書かせていただきました。これからはロータリーの奉仕活動を通して、ロータリーの輪を広げ、理解してもらえる会員を増やせるよう行動し、実践したいと考えています。
今まで仕事の関係上、私の中心は和歌山県を中心とした近畿圏内でしたが、私の顧客にも外国人社長の会社もありますので、昔にかかわった青少年教育の支援を今一度思い出し、青少年、日本人、外国人、幅広い奨学支援・留学支援等と、さらにこれからは視野を広げて尽力を尽くしたいと思います。
2022-2023年度
ロータリー財団年次基金及び米山記念奨学会への寄付目標額
1.ロータリー財団年次基金寄付
ロータリー財団寄付金について、今年度と同額の目標額とさせて頂きますので、各クラブのご理解とご協力をお願い致します。
一人当たり 年次基金寄付:180ドル ポリオ・プラス基金寄付:30ドル
2.米山記念奨学会への寄付
米山記念奨学会寄付金について、今年度と同額の目標額とさせて頂きますので、各クラブのご理解とご協力をお願い致します。
一人当たり 普通寄付:6,000円 特別寄付:10,000円
2022-2023年度 地区資金分担金
1.地区賦課金
会員一人当たり 20,000円
上半期(7月1日)10,000円 (7月2日~12月31日入会者10,000円)
下半期(1月1日)10,000円 (1月2日~ 6月30日入会者10,000円)
2.地区大会賦課金
会員一人当たり 6,000円 (7月1日)
3.地区大会登録料
参加者一人当たり 3,000円
(参考)地区大会数を1,600名として、予算収入に計上しています。
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